8月に入り、天気予報で「台風」の文字を見る機会が増えてきました。子どもがいる家庭では、台風や大雨のときに「何を準備しておけばいいのか」「停電や断水になったらどうしよう」と不安になることも多いのではないでしょうか。今回は、子連れ家庭が台風シーズンに備えておきたい防災準備について調べてまとめました。
この記事でわかること
- 台風・大雨に備える「0次・1次・2次」の考え方
- 非常持ち出し袋に入れておきたいもの(子連れ家庭編)
- 乳幼児・小学生がいる家庭ならではの備え
- 停電・断水になったときの対策
- 台風接近前にやっておきたいことチェックリスト
台風対策は「0次・1次・2次」の3段階で考える
防災の準備は、普段から身につけておく「0次の備え」、避難する際にすぐ持ち出す「1次の備え(非常持ち出し袋)」、避難生活が長引いた場合の「2次の備え(自宅での備蓄)」の3段階に分けて考えるとわかりやすいと言われています。台風は地震と違って接近をある程度予測できるため、天気予報を見ながら早めに準備を進められるのが特徴です。
非常持ち出し袋に入れておきたいもの(子連れ家庭編)
一般的に非常持ち出し袋には、飲料水・非常食・懐中電灯・携帯ラジオ・モバイルバッテリー・救急セット・マスク・ウェットティッシュ・簡易トイレ・雨具・軍手などを入れておくとよいとされています。子どもがいる家庭では、これに加えて以下のようなアイテムも準備しておくと安心です。
| 対象 | 準備しておきたいもの |
|---|---|
| 乳幼児 | 液体ミルク・多めのおむつ・おしりふき・抱っこひも |
| 未就学児〜小学生 | お気に入りのおもちゃ・絵本・日持ちするお菓子 |
| 共通 | 子ども用の水・レインコート・小さめの懐中電灯・連絡先メモ |
子ども自身が背負える大きさ・重さのリュックを用意しておくと、いざというときに親の荷物を減らせるとも言われています。普段使っているお出かけリュックを兼用するのもひとつの方法です。
保育園・小学校の休園・休校情報はどこで確認する?
台風接近時に地味に困るのが、保育園や学校が休みになるかどうかの判断です。多くの園・学校では、前日の夕方〜当日朝にかけて連絡アプリやメール、電話連絡網などで休園・休校の連絡が来る仕組みになっていることが一般的です。共働き家庭にとっては、休みになるかどうかで仕事の調整も変わってくるため、通っている園・学校が「どの手段で」「いつ頃」連絡してくるのかを事前に確認しておくと、台風当日にバタバタせずに済みます。
あわせて、自治体の防災アプリやハザードマップアプリを事前にスマホに入れておくと、避難情報や河川の水位情報などをリアルタイムで確認できて安心です。お住まいの自治体名+「防災アプリ」で検索してみると、無料で使えるアプリが見つかることが多いようです。
停電・断水になったらどうする?
台風による停電・断水は、子連れ家庭にとって特に困ることが多いポイントです。停電時は冷暖房が使えなくなるため、夏場は保冷剤や冷感グッズ、冬場はカイロや毛布など季節に応じた温度対策が必要になります。断水時は、洗面・入浴・トイレ・炊事に水が使えなくなるため、飲料水とは別に生活用水をポリタンクなどに備蓄しておくと安心とされています。
- モバイルバッテリー・電池式のライトを充電・準備しておく
- お風呂の水を張っておく(断水・生活用水の確保)
- スマホの充電を満タンにしておく
- 簡易トイレ・携帯トイレを人数分準備しておく
台風接近前にやっておきたいことチェックリスト
- 天気予報・自治体からの情報をこまめに確認する
- 非常持ち出し袋の中身と賞味期限をチェックする
- ベランダの植木鉢や自転車など飛ばされやすいものを片付ける
- お風呂の水を張っておく
- スマホ・モバイルバッテリーを満充電にしておく
- 保育園・学校の休園・休校情報の確認方法を確認しておく
台風は接近が予測できる分、「まだ大丈夫」と後回しにしてしまいがちですが、進路が急に変わることもあります。天気予報で台風の名前を見たタイミングで、まずは非常持ち出し袋の中身を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
子どもと一緒に台風について話しておく
台風や大雨のニュースを見て、子どもが不安になってしまうこともあります。「怖いね」で終わらせず、「強い風から家族を守るために、こういう準備をしているんだよ」と一緒に非常持ち出し袋の中身を確認したり、懐中電灯を点灯させて遊んでみたりすると、防災を前向きに学ぶきっかけになるとも言われています。小学生であれば、自分のリュックに好きなおもちゃやお菓子を選んで入れてもらうのもよい経験になりそうです。
また、台風接近時は不要不急の外出を控えるのが基本です。買い物や通院などは、台風が来る前日までに済ませておくと、当日は自宅で落ち着いて過ごすことができます。車を運転する予定がある場合は、冠水しやすい道路やアンダーパスを避けるルートを事前に確認しておくと安心です。
台風が過ぎたあとも油断は禁物
台風が通過したあとも、しばらくは注意が必要と言われています。強風で折れた枝や飛来物が道に落ちていたり、増水した川や側溝に近づくと危険なこともあるため、子どもと外に出るときは周囲の様子をよく確認してから行動したいところです。また、水たまりが増えることで蚊が発生しやすくなるとも言われているので、虫よけ対策もあわせて続けておくと安心です。
まとめ
- 台風対策は「0次・1次・2次」の3段階で考えるとわかりやすい
- 子連れ家庭は液体ミルク・おむつ・おもちゃなど子ども向けアイテムもプラスして準備
- 停電・断水に備えてお風呂の水張り・モバイルバッテリーの充電を忘れずに
- 台風の名前を見たら、まず非常持ち出し袋のチェックから
備えあれば憂いなし。この記事が、台風シーズンを少しでも安心して過ごすための参考になればうれしいです。

コメント