年末が近づくと、毎年ひとりで抱え込みがちなのが大掃除。「子どもにも手伝ってもらえたら少しはラクになるのでは」と思いつつ、何歳から何を任せていいのかよくわからないまま毎年バタバタしてしまう、という方も多いのではないでしょうか。今回は、子どもと一緒に大掃除をするタイミングや年齢別にできること、やる気を引き出す工夫について調べてまとめてみました。
この記事でわかること
- 大掃除を始めるのにちょうどいい時期の目安
- 年齢別にできることの目安一覧
- 子どもがやる気になる工夫
- 子どもと一緒にやるときに気をつけたい安全面
- あると助かる掃除グッズ
大掃除はいつから始めるとちょうどいい?
昔から12月13日は「正月事始め」と呼ばれ、新年を迎える準備を始める目安の日とされてきたそうです。とはいえ、共働き家庭が年末ギリギリに大物までまとめてやろうとすると、平日の隙間時間だけでは終わらず、結局大晦日に大人だけでバタバタ、というパターンになりがちだと紹介されています。11月下旬から少しずつ始めて、12月中旬までに大物を終わらせておくと余裕が生まれる、という進め方がよく紹介されているようです。
| 時期 | やることの目安 |
|---|---|
| 11月下旬〜12月上旬 | おもちゃ・衣類・本などの整理、いらないものの仕分け |
| 12月上旬〜中旬 | 窓・網戸、換気扇、エアコンフィルターなど大物の掃除 |
| 12月中旬〜下旬 | 部屋ごとの細かい拭き掃除、玄関まわりの整理 |
| 年末ギリギリ | 仕上げの掃除機がけ・水まわりの最終チェックのみにしておく |
子どもと一緒にやる場合は、特に「整理・仕分け」の工程から早めに巻き込んでおくと、本人も自分のおもちゃや服に関わることなので取り組みやすいようです。ちょうど季節の変わり目で衣替えのタイミングとも重なるため、サイズアウトした服の整理とあわせて進めると効率がいいかもしれません。
何歳から手伝える?年齢別にできることの目安
何歳からお手伝いができるかは個人差が大きいものの、一般的には4〜5歳ごろから簡単な作業に参加できるようになると紹介されています。年齢別の目安を調べてみると、次のようになっていました。
| 年齢の目安 | できることの例 |
|---|---|
| 1〜3歳ごろ | おもちゃを箱に戻す、簡単な「これいる?いらない?」の仕分け遊び |
| 4〜5歳ごろ | 雑巾で低い場所を拭く、はたきでホコリを払う、ごみをごみ箱まで運ぶ |
| 小学校低学年ごろ | 窓拭き、玄関の靴並べ、自分のおもちゃ・教材の整理、掃除機がけの一部 |
| 小学校中学年以降 | 棚の整理整頓、簡単な水まわりの掃除、家族の掃除分担の一部を任せる |
わが家は保育園の年中の次男と小学1年生の長男なので、この目安で言うとちょうど「はたきや雑巾で簡単な場所を手伝う」段階から「窓拭きや自分のものの整理を任せられる」段階に差しかかっているところです。学年や発達には差があるので、あくまで目安として、できそうなところから少しずつ任せてみるのがよさそうです。
初めから完璧を求めず、「拭き残しがあっても後で大人がさっとやり直す」くらいの気持ちでいるほうが、子どもものびのび取り組めて長続きしやすいと紹介されています。仕上がりよりも「一緒にやった」という経験のほうを優先する、というスタンスのようです。
子どもと一緒にやることのメリット
正直なところ、子どもと一緒にやると時間も手間もかかり、大人だけでやったほうが早いのは間違いありません。それでも子どもを巻き込む価値があると紹介されている理由は、主に次の3つのようです。
- 「自分の物は自分で片付ける」という習慣が身につきやすくなる
- 掃除を通じて家への愛着が育ち、物を大事にする意識につながる
- 「できた」という達成感が自己肯定感につながる
特に、自分で整理した場所は自分で片付けようとする傾向がある、という声はよく見かけました。年末の大仕事を、生活習慣を見直すきっかけとして活用している家庭も多いようです。
子どもがやる気になる工夫
「お手伝いして」と声をかけるだけだとなかなか気分が乗らない、というのはどこの家庭も同じのようです。子どもが楽しく取り組めるように工夫している例として、次のようなものが紹介されていました。
- キッチンタイマーを使って「5分でどこまでキレイにできるか」競争にする
- 掃除している様子をスマホで動画に撮り、あとで一緒に見返す(部屋がみるみるキレイになる様子が子どもにはうれしいらしい)
- 担当エリアを子ども専用の「係」として決めてあげる
- 終わったらシールを貼る、おやつを一緒に食べるなど、ちょっとしたごほうびを用意する
特に「動画に撮って見返す」は、達成感が目で見てわかるからか、子どもに好評という声がよく見られました。年末の記録としても残るので、一石二鳥かもしれません。
正直に書くと、わが家は「余裕がある日だけ」です
ここまで「子どもと一緒に」と書いてきましたが、わが家の実際はもっと不完全です。正直なところを書いておきます。
やらせているのは、この2つくらい
- ウェットティッシュで家の中を拭く
- 「クイックルワイパーよろしく」とお願いする
特別なことはしていません。道具を渡して「これお願い」と言うだけです。
⚠️ でも、毎回はさせていません
理由ははっきりしています。自分がやったほうが早いからです。
時間がないときに子どもに頼むと、やり直しが必要になったり、途中で飽きて放り出されたりします。結局こちらの手間が増えるので、気持ちに余裕がある日にしか頼めていないのが現実です。
💡 これは、悪いことではないと思っています。「毎日お手伝いをさせるべき」と考えると、できない日に自分を責めることになります。余裕がある日だけでも続いていれば、それで十分ではないでしょうか。
だからこそ、大掃除は「ちょうどいい機会」かもしれません
日常の掃除は、時間との勝負です。子どもに任せる余裕はなかなかありません。
でも年末の大掃除は、もともと時間をかけてやるものです。「早く終わらせなきゃ」という圧が少しだけゆるむので、子どもに任せてみるにはちょうどいい機会かもしれないと思っています。
💡 わが家も、年末はいつもより少しだけ長い目で見てみようと思っています。うまくいかなくても、それはそれで。
気をつけたい安全面
子どもと一緒に掃除をするときは、楽しさと同じくらい安全面への配慮も欠かせないポイントとして紹介されています。
- 洗剤・漂白剤は子どもの手が届かない場所で大人が扱い、子どもには使わせない
- 高い場所の作業(窓の上部・照明まわりなど)は大人が担当し、子どもには足場を使わせない
- 刃物や割れ物の片付けは大人が先に済ませておく
- 換気をしながら作業し、こまめに休憩を挟む
「一緒にやる」というより「大人がやっている作業の近くで、できる範囲を任せる」くらいの距離感のほうが、無理なく続けやすいようです。
あると助かる掃除グッズ
子ども用に掃除道具を専用で用意しておくと、「自分の道具」という意識が芽生えてやる気につながりやすいと紹介されています。子ども用のミニほうき・ちりとりセット、握りやすいサイズの雑巾、汚れても気にならない軍手タイプの手袋などは、100均でも見つかることが多いようです。窓拭き用のマイクロファイバークロスや、霧吹きボトルも子どもが扱いやすいアイテムとしてよく紹介されていました。
整理整頓のタイミングで収納ボックスやラベルを見直しておくと、片付けた後も散らかりにくくなるという声もありました。おもちゃや学用品の住所を決めてあげることが、結果的に日々の片付けをラクにするコツのようです。
年末の行事とあわせて準備すると効率的
大掃除の時期は、アドベントカレンダーやクリスマス、年賀状づくりなど年末の行事の準備とも重なります。おもちゃの整理をするタイミングでクリスマスプレゼントの置き場所を考えたり、収納を見直すついでに来年使う物を仕分けたりと、まとめて動くと効率がいいかもしれません。
まとめ
- 大掃除は11月下旬〜12月中旬に始めておくと年末に余裕が生まれる
- 4〜5歳ごろから簡単な作業に参加できるようになる
- タイマーや動画撮影で子どものやる気を引き出す工夫ができる
- 洗剤や高所の作業は大人が担当し、安全面に配慮する
- 子ども専用の掃除道具を用意すると自分ごととして取り組みやすい
大掃除を「大人だけの大仕事」にせず、子どもができる範囲から少しずつ巻き込んでいくことで、家族の年末の恒例行事として続けやすくなりそうです。今年はできそうなところから、わが家でも試してみようと思っています。

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