冬休みや年末年始の旅行を考えはじめると、気になるのが「子どもの分はいくらかかるの?」ということ。ホテルの予約画面で「添い寝」「幼児」「小学生」と区分が分かれていて、どれを選べばいいのか迷ったことはありませんか。
わが家は横浜でフルタイム勤務をしながら、小学1年生の長男と保育園に通う次男を育てています。長男が小学生になったので、これからの旅行では「子ども料金」の区切りがますます気になるところです。そこで、ホテル・新幹線・飛行機で「子ども料金」の区切りがどう違うのかを調べてまとめてみました。
- ホテル・旅館の「添い寝」「幼児」「小学生」料金の違い
- 新幹線・飛行機で子どもが無料になる年齢の区切り
- 2026年5月から変わったANA国内線の幼児の扱い
- パック旅行で「添い寝なのに意外とかかる」理由
- 予約前に確認しておきたいチェックリスト
子どもの料金は「乗り物」と「宿」で区切りがバラバラ
調べてみて最初に驚いたのは、子どもが無料になる年齢が、宿・新幹線・飛行機でそれぞれ違うことです。「未就学児はだいたい無料」とざっくり覚えていると、予約のときに思わぬ金額になることがあります。
まずは全体像を表にまとめてみました。あくまで一般的な目安なので、実際の条件は各社・各施設の公式サイトでご確認ください。
| 移動・宿 | 無料になりやすい年齢 | 小学生の扱い |
|---|---|---|
| ホテル・旅館 | 添い寝(食事・寝具なし)の未就学児は無料の宿が多い | 子ども料金(大人料金に近い宿も) |
| JR・新幹線 | 未就学児は自由席なら大人1人につき2人まで無料 | 小児料金(大人のおよそ半額) |
| 飛行機(JALなど) | 2歳まで、大人の膝の上なら大人1人につき1人無料 | 小児運賃 |
| 飛行機(ANA) | 2026年5月19日搭乗分から1歳までに変更 | 小児運賃 |
ホテル・旅館の子ども料金の区分
「添い寝」は食事も布団も使わない扱い
ホテルの予約画面でよく見る「添い寝」とは、子ども用のベッドや布団を用意せず、大人のベッドで一緒に寝る扱いのことです。食事も子どもの分は用意されないのが基本で、そのぶん無料、またはごく少額になっている宿が多いようです。
添い寝できる年齢は宿によってかなり違い、「未就学児まで」とする宿もあれば、「小学生まで添い寝無料」「12歳以下はベッド1台につき1名まで添い寝可」としている宿もあると紹介されています。
「幼児料金」は食事や布団の有無で変わる
旅館などでは、未就学児でも「食事と布団あり」「食事のみ」「布団のみ」などで料金が分かれていることがあります。たとえば次のような設定が見られます(一例です)。
| 区分 | 内容 | 料金の目安(宿によって違います) |
|---|---|---|
| 小学生 | 大人に近い食事・寝具あり | 大人料金の7割前後の宿が多い |
| 幼児(食事・寝具あり) | お子さまランチ+布団 | 大人料金の半額前後 |
| 幼児(食事のみ・寝具のみ) | どちらか一方 | 大人料金の3割前後 |
| 添い寝 | 食事・寝具なし | 無料〜少額 |
この割合は旅館でよく見られる目安として紹介されているもので、決まりがあるわけではありません。ホテルでは「子ども料金の設定なし(大人と同額)」というケースもあるので、予約画面の料金の内訳を一度確認しておくと安心です。
予約サイトによって子どもの年齢の入れ方が違う
もうひとつややこしいのが、予約サイトごとに子どもの年齢の入力方法が違うことです。「幼児(2歳未満)」「子ども(2〜12歳)」と大きく分けているサイトもあれば、年齢によって自動でベッドあり・なしが決まるサイトもあるようです。
同じ宿でも、予約サイトによって表示される子ども料金が違って見えることがあるので、「子ども1人あたりいくらか」ではなく「家族全員の合計金額」で比べるのがわかりやすいと思います。
新幹線の子ども料金
JRの場合、区分はわかりやすく次のように分かれています。
- 乳児(1歳未満):無料
- 幼児(1歳〜小学校入学前):大人1人につき2人まで無料
- 小児(小学生):大人のおよそ半額
ただし、幼児が無料なのは「座席を使わない(膝の上に座る)」か「自由席」の場合です。指定席に子ども用の座席を確保すると、幼児でも小児料金がかかります。
年末年始の新幹線は混雑するため、自由席に座れない可能性も考えておきたいところです。長時間の移動なら、未就学児でも指定席をとるかどうか、家族で相談しておくとよさそうです。
わが家も、新幹線で子どもの指定席をとったことがあります。膝の上に座らせて乗った経験もありますが、1時間を超えると正直つらいです。
たいたいくま膝の上は1時間が限界…!長く乗るなら指定席がおすすめです
飛行機の子ども料金と、2026年のANAの変更
国内線の飛行機では、座席を使わずに大人の膝の上に座る幼児は、大人1人につき1人まで無料という航空会社が多いです。小学生(12歳未満)は小児運賃になります。
注意したいのが、ANAの国内線は2026年5月19日搭乗分から、膝の上で無料になる幼児の年齢が「3歳未満」から「2歳未満」に変わったと案内されていることです。2歳の子は座席を使う小児の扱いになるため、これまでの感覚で予算を組むとずれてしまいます。
JALなどは従来どおり「2歳まで膝上無料」のルールを続けていると紹介されていますが、航空会社ごとに今後も変わる可能性があるので、予約前に各社の公式サイトで最新のルールをご確認ください。
機内での過ごし方については、石垣島へ行ったときの体験をまとめた記事もあるので、よければ参考にしてください。
→ 子連れフライト3時間をどう過ごす?羽田〜石垣島で「モニターなし機体」に当たった話
パック旅行は「添い寝でも意外とかかる」ことがある
飛行機とホテルがセットになったパック旅行は、子ども料金の考え方がさらに少しややこしくなります。
わが家が石垣島へ行ったときは、飛行機・レンタカー・ホテルがセットになったパックプランを利用しました。そのときの子どもの料金は次のとおりです。
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 長男(7歳・小学生) | 81,500円 |
| 次男(5歳・添い寝) | 35,400円 |
次男の35,400円も、内訳の大半はおそらく飛行機代だと思われます。ホテルの添い寝そのものは無料のプランが多いので、「宿が添い寝にお金をとっている」という意味ではありません。
ただ、予算を組むときに「下の子は添い寝だから、大人2人分+小学生1人分でいけるはず」と思っていると、想定より高くなります。飛行機を使うパック旅行では、添い寝の子どもにも飛行機代のぶんが乗ってくると考えておくと安心です。
旅行全体の金額やホテルの様子は、宿泊レポにまとめています。
→ フサキビーチリゾート宿泊レポ|7歳5歳と3泊4日・総額と「知らないと損するチケット制度」
小学生になると何が変わる?
子どもの料金がいちばん大きく変わるのは、やはり小学校に入るタイミングです。新幹線は無料から半額に、ホテルは添い寝無料から子ども料金に、と一気に上がることが多いようです。
わが家も長男が小学1年生、次男が保育園児なので、まさにこの時期にあたります。きょうだいがいる家庭では、上の子が小学生・下の子が未就学児という期間は、宿選びの条件によって合計金額の差が出やすいと思います。
実際、未就学児と小学生とでは料金が変わってくるので、長男が小学生になってからは旅行の負担が高くなっていると感じます。
わが家では、宿を予約するときは次男だけ添い寝の設定にしています。子ども2人とも添い寝にすると、ベッドが窮屈になってしまうからです。



2人とも添い寝だと、ベッドがぎゅうぎゅうになってしまうんです
小学生でも「添い寝OK」の宿を選ぶ、和室や和洋室で布団を並べるタイプの部屋を選ぶ、といった方法で全体の費用を抑えている家庭もあるようです。宿のタイプごとの違いは、こちらの記事で比べています。
→ 子連れ旅行の宿選び、ホテルとコンドミニアム・一棟貸しはどっちがいい?
予約前に確認したいチェックリスト
- 宿の「添い寝できる年齢」は何歳までか
- 添い寝の子どもの食事は、追加で注文できるか(当日追加の料金も)
- ベッドの大きさは、大人と子どもが一緒に寝られるサイズか
- 子どもの人数を正しく入力しているか(添い寝でも人数に入れる宿が多い)
- 飛行機の幼児の年齢区分(ANAは2026年5月から変更)
- 新幹線は自由席か指定席か、子どもの席をとるか
- 旅行の日に子どもが何歳になっているか(誕生日をまたぐ場合)
最後の「旅行の日の年齢」は見落としがちです。料金は予約した日ではなく、利用する日の年齢で決まることが多いので、誕生日が近い子は注意しておきたいところです。
冬休みの予約は早めに見積もりを
年末年始は宿も交通機関も料金が高くなりやすい時期です。子ども料金の条件まで含めて比べようとすると時間がかかるので、10〜11月のうちに一度見積もりをとっておくと、家族で相談する時間もつくれます。
予約のタイミングや料金が高くなりやすい日程については、こちらの記事にまとめています。
→ 冬休み・年末年始の子連れ旅行、予約はいつまでに?料金が高い日程と安く泊まるコツ
子どもの旅行代金のよくある質問
- ホテルの添い寝は何歳まで無料ですか?
-
宿によって違います。「未就学児まで」とする宿が多い一方で、「小学生まで添い寝無料」としている宿もあります。添い寝は食事・寝具なしの扱いなので、予約前に条件を確認しておきましょう。
- 子ども2人とも添い寝にできますか?
-
宿のルールによりますが、ベッドの大きさによっては窮屈になります。わが家は子ども2人とも添い寝だと窮屈なので、次男だけ添い寝の設定にしています。
- 新幹線は何歳から料金がかかりますか?
-
小学生から小児料金(大人のおよそ半額)がかかります。未就学児は大人1人につき2人まで無料ですが、座席を使わない(膝の上か自由席)場合に限ります。指定席に子どもの席をとると、幼児でも小児料金がかかります。
- 飛行機は何歳まで膝の上で無料ですか?
-
JALは3歳未満、ANAは2026年5月19日搭乗分から2歳未満になりました。航空会社によって違うので、予約前に公式サイトで確認してください。
まとめ|「家族全員の合計金額」で比べるのがおすすめ
- ホテルの添い寝は「食事・寝具なし」で、未就学児は無料の宿が多い。小学生まで添い寝OKの宿もある
- 新幹線は未就学児なら自由席で大人1人につき2人まで無料。小学生は半額
- 飛行機はANAが2026年5月から「膝上無料は2歳未満」に変更。JALなどは2歳まで
- パック旅行では、添い寝の子どもにも飛行機代のぶんがかかる
子どもの料金は、宿・乗り物・予約サイトでそれぞれルールが違うので、1人あたりの金額で比べると混乱しがちです。最終的には「家族全員でいくらか」で比べるのがいちばんわかりやすいと感じました。料金や条件は変わることがあるので、予約の前には必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

コメント