家族旅行の宿泊先というと、まず思い浮かぶのは「ホテル」という方が多いのではないでしょうか。でも最近は、キッチンや広いリビングがついた「コンドミニアム」や、建物ごと貸し切る「一棟貸し」というスタイルも人気が高まっているようです。横浜でフルタイムで働きながら2人の子どもと旅行を重ねてきた中で、宿泊タイプによって旅の快適さや荷物の量がかなり変わることを実感してきました。今回は、ホテルとコンドミニアム・一棟貸しの違いや、それぞれのメリット・デメリット、子連れ旅行での選び方のポイントを調べてまとめました。
この記事でわかること
- ホテルとコンドミニアム・一棟貸しの違い
- それぞれのメリット・デメリット
- 料金の考え方の違い
- 人数・子どもの年齢・滞在日数別の選び方
- 予約前にチェックしておきたいポイント
そもそも「コンドミニアム」「一棟貸し」とは?
コンドミニアムは、キッチンや洗濯機などの生活設備が整った、暮らすように滞在できる宿泊スタイルとされています。一棟貸しは、一軒家やヴィラ、コテージなどの建物を1組限定で貸し切るスタイルで、他の宿泊客と顔を合わせずに過ごせるのが特徴のようです。どちらもホテルに比べて自由度が高く、子連れ旅行との相性がよいと紹介されていることが増えてきました。呼び方は施設によって「貸別荘」「ヴィラ」などさまざまですが、基本的な考え方は似ているようです。
ホテルのメリット・デメリット
- メリット:清掃や布団の用意をしてもらえる、フロントで困ったときにすぐ相談できる、朝食・夕食つきプランを選べば食事の段取りを考えずに済む、大浴場や温泉つきの施設も多い
- デメリット:部屋が分かれると家族全員でゆっくりくつろぎにくい、子どもが騒ぐと周りの部屋が気になる、大人数だと部屋を分けて予約する必要が出てくる、館内着のまま外に出づらい施設もある
短い滞在で「とにかく手ぶらで気楽に過ごしたい」というときは、やはりホテルの気軽さが便利だという声が多いようです。夕食の好き嫌いが多い子どもがいる場合も、ビュッフェ形式など選べるプランがあるホテルは助かるという口コミも見かけます。
コンドミニアム・一棟貸しのメリット・デメリット
- メリット:キッチンがあるので離乳食や好き嫌いの多い子どもの食事を用意しやすい、洗濯機があれば着替えの持参量を減らせる、子どもが多少騒いでも周りを気にしにくい、リビングが広いと家族全員でゆったり過ごせる、庭やウッドデッキがある施設ならBBQを楽しめることも
- デメリット:食事や清掃は基本的に自分たちで行う必要がある、駅から離れた立地にあることも多くアクセスに時間がかかる場合がある、施設によってはフロントスタッフが常駐していない、食材の買い出しの手間がかかる
特に「洗濯物が多い」「子どもの食事に気を使う」という悩みを持つ家庭には、コンドミニアム・一棟貸しが向いていると紹介されていることが多い印象です。逆に、車を持っていない家庭は立地面で不便に感じることもあるようなので、アクセス方法は事前に確認しておくと安心そうです。
料金の考え方の違い
ホテルは基本的に「1人あたり」の料金で計算されることが多いため、家族の人数が増えるほど総額も上がっていきます。一方、一棟貸しは「1棟あたり」の料金設定になっていることが多く、大人数・複数家族での旅行では割安になるケースがあると紹介されています。逆に少人数(2〜3人)だと、1棟貸しの方がかえって割高になることもあるようなので、人数に応じてどちらがお得か比較してみるのがよさそうです。
ホテルとコンドミニアム・一棟貸しの比較表
| 項目 | ホテル | コンドミニアム・一棟貸し |
|---|---|---|
| 向いている滞在日数 | 1〜3泊程度の短期 | 4泊以上の長期・連泊 |
| 料金の計算方法 | 1人あたりが基本 | 1棟・1室あたりが基本 |
| 食事 | レストラン・room serviceを利用しやすい | 自炊できるため融通が利きやすい |
| 荷物 | アメニティが揃っていることが多い | 洗濯機があれば着替えを減らせる |
| 人数が多い場合 | 部屋を分けて複数予約が必要になりがち | 1棟・1室でまとまって泊まれることが多い |
| 周りへの気遣い | 他の宿泊客への配慮が必要 | 比較的気にせず過ごしやすい |
子連れ旅行での選び方のポイント
わが家のように未就学児と小学生が一緒だと、年齢の違いで過ごし方の希望も変わってきます。選び方の目安を調べてまとめてみました。
- 乳幼児がいる場合:ミルクの調乳や離乳食づくりができるキッチンつきの宿だと安心という声が多いようです
- 兄弟姉妹が多い、または三世代旅行の場合:部屋を分けずに済む一棟貸しの方がコスパがよいケースもあると紹介されています
- 週末の1〜2泊など短期の旅行:荷物を最小限にできるホテルの気軽さが便利という意見も見られます
- 連休や長期休みの帰省・旅行:自炊できる宿だと外食費を抑えやすいとされています
- 温泉や大浴場に入りたい場合:温泉つきホテルや、部屋に露天風呂がついた一棟貸しなど、両方のタイプに選択肢があるようです
予約するときにチェックしておきたいポイント
コンドミニアムや一棟貸しは施設によって設備の差が大きいとされているため、予約前に確認しておくと安心なポイントをまとめました。
- キッチンに調理器具・食器がどこまで揃っているか(人数分の食器がない施設もあるようです)
- 洗濯機・乾燥機の有無と、洗剤が備え付けかどうか
- 最寄り駅やコンビニ・スーパーからの距離
- チェックイン・チェックアウトが対面かセルフか(無人施設もあるため、小さい子連れは対面の方が安心という声もあります)
- ベビーベッドや子ども用食器の貸し出しがあるか
- 近隣に食材を買える店があるか(山間部などは営業時間が短い店しかない場合もあるようです)
わが家も泊まったことがある一棟貸し・コテージタイプ
わが家もこれまでに、ホテルではない一棟貸し・コテージタイプの宿に何度か泊まってきました。ただ、ひとくちに「一棟貸し」といっても中身はかなり違います。実際に泊まった3か所を並べてみると、その幅がよくわかります。
| 泊まった宿 | タイプ | 食事 |
|---|---|---|
| ホテルキャメルリゾート(千葉・御宿) | スイートヴィラ。キッチンあり | BBQを楽しみました |
| THE FARM(千葉・香取) | HABITAコテージ(グランピング) | 夕食は併設の温泉施設「かりんの湯」/朝食はレストランのビュッフェ |
| TACO GLAMP(千葉・多古町) | グランピング | 夕食・朝食つき |
「一棟貸し」でも、自炊するとは限りません
この記事ではコンドミニアムの利点として「キッチンがあること」を挙げてきましたが、わが家が泊まったなかで実際にキッチンがあったのは、キャメルリゾートのスイートヴィラだけでした。グランピング施設の2か所は、どちらも食事つきのプランです。
つまりグランピングは「一棟貸しの開放感」と「食事つきの気楽さ」の中間にあたります。「広い空間で過ごしたいけれど、ごはんを作るのは面倒」という家庭には、実はここが一番ちょうどいいかもしれません。わが家も、子どもが小さいうちは食事つきのほうが助かる場面が多くありました。
⚠️ 予約するときは「キッチンがあるか」「食事がつくか」を必ず確認してください。同じ「コテージ」「ヴィラ」という名前でも、施設によってまったく違います。
それぞれの宿泊レポートはこちらにまとめています。ホテルキャメルリゾート(スイートヴィラでBBQ)/THE FARM(HABITAコテージ)/TACO GLAMP。雰囲気が気になる方はあわせてご覧ください。
まとめ
ホテルとコンドミニアム・一棟貸しは、どちらが優れているというよりも、旅行の目的や家族の人数・子どもの年齢によって向き不向きが変わるもののようです。短期で気軽に過ごしたいならホテル、荷物を減らしてゆったり過ごしたいならコンドミニアム・一棟貸しと、旅のスタイルや人数に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
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この記事で紹介した宿の宿泊レポート
- 千葉・ホテルキャメルリゾート宿泊記|スイートヴィラでBBQ&家族旅行を満喫
- 【THE FARM宿泊レポ】HABITAコテージ&かりんの湯サ飯・ホタル観賞を満喫!
- 【宿泊レポ】5歳3歳子連れで楽しむ!TACO GLAMPでのグランピング体験記
エリア別の子連れ旅行ガイド

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